2024年9月26日
室町時代、守護として山口を中心に西国を治めていた大内氏は、
京都をはじめ朝鮮半島や中国大陸から様々な文化、学問、宗教を取り入れ、西国一といわれるほどの経済発展とともに個性的なまちづくりを行いました。
第31代当主大内義隆は、フランシスコ・サビエルの布教の願いを寛容の心で受け入れ、翌1552年12月9日(旧暦)、山口の地で降誕祭が行われました。
これが日本で初めてクリスマスが祝われた日と記録されています。
この史実を元に今を生きる私たち、そして次代を担う子ども達に故郷山口の歴史から人と人との「きずな」、多様性、進取の気風、寛容の心の大切さを伝えたいと、毎年12月1日、クリスマス市になるというお祝いをザビエル記念聖堂で行っています。
この聖堂セレモニーでは多くの音楽界より湯川れい子さんをはじめたくさんの賛同いただくアーティストさんにも集まっていただき厳かに、温かく繰り広げられます。
12月1日~3日の3日間、18:00~21:00、聖堂前で丸々もとお氏プロデュースによる「大内義隆とサビエルの出会い~今、未来」をサーチライト・レーザーなどの光で演出します。