2024年10月15日
今の山口市は平成の大合併の頃、段階を経て1市5町からなる山の魅力も海の魅力もあるまちになろうとしています。
そのきっかけを得ながら山口県の玄関口ともいえる新山口駅がちょっとステキに生まれ変わろうとしています。
新幹線のぞみ号が止まる大都市の駅は数々あるけれど、まるでトトロの森みたいな駅に突然降り立ったらどうでしょう!?
世界中で壁面緑化の作品を生み出しているフランスのチョットお酒の好きな植物学者&デザイナー、パトリック・ブランが新山口駅でここに降り立つ人々がビックリするばかりでなく、地元の人も集まったり、夕涼みに来る、そんな空間づくりのお手伝いする任意団体が先日立ち上がりました。
市内中心とする関係者、賛同者を交えた研究チームの名前は「新山口駅南北自由通路壁面緑化実行委員会」、漢字が並ぶ長い名前です。
5月に研究用に採取した山口の山野草を4カ月、我が園で養生していましたが、この度、山口市内の花卉園芸生産農家さんの元に行き培養、2017年にオープン予定の壁面緑化に山口の自然を表現していく第一歩を踏み出しました。
末長い材料供給はもちろん、我が街のプロジェクトに参加できる誇りと使命感を持ち臨む皆さんです。
地球規模のグローバル化が進む経済界ではありますが、こと生き物、植物などのきめ細かな生育はいつも近くにいてやった方がヨイ、ローカルが大事。また、生産者の皆さんや関係者にとっても新商材の開発やイイ連携を持つビジネスモデルにつながっていく、広がりとストーリーのある公共投資になっていくことが期待されます。