2024年10月15日
3月の初めに園芸福祉(社会園芸)の分野ではこの国の一人者である広島国際大学の吉長教授のお話を聞く機会がありました。先生によると植物から得られる効果はまだまだ未知の部分が多く、特に医療と結びつけての研究は20世紀末になってからで、これが新しいビジネス機会の創出につながると感じたところです。例えば病気の人に効果が現れるだけでなく、無機質で電子音しかない工場や病院のICUなどで働く人の目に入る場所に緑やお花があるとミスが減るなどということも言われています。
実は私たちも防府市愛光園の皆さんと花壇の管理を通して月に数回指導、交流をしていますが、これも一つの園芸福祉なのです。