2024年9月26日
山陰本線・宇田郷鉄橋が見下ろせる山の中腹に、少林山桂昌寺というお寺があります。
身内ごとですがこちらに嫁いだ妹の婿殿が本日、第27代住職として正式に山に入る、晋山式が長門大寧寺、岩田住職様を始め、総本山永平寺や全国のお寺様のご支援の元執り行われました。
当然のことながら数十年に一度のこと。
4年前まで教員をしながら副住職として手伝い、50歳の年、他の修行僧より高齢で仏門専従の道を選んだ苦労は察するところで、義弟に心から敬意を表するそんな式を経験させていただきました。
式の中の問答に「過疎化が進むこの地を仏道でどう救うか?」という問いかけに、「地域の人々と共に生き、汗を流し教えを繋いでいくこと」(少しちがうような…)という説法。
5月の青空は初夏を思わせる、緑眩しい1日でした。