2024年1月22日
昨年10月、初級が外れ「園芸福祉士」として、11月、園芸装飾の「全技連マイスター」として認定いただきました。
両資格に共通することは、デザイナー、技術者としての環境整備、維持管理の仕事はもちろん、花や緑と人との関係、様々な楽しみ方などを伝えながら皆さんの心身の健康に寄与していくことが昨今の目標となっています。
まだまだ道半ば。名に恥じない人となれるよう更に精進、勉強せねばならないと誓う今日この頃のオカタツです!
鹿鳴館時代、ダンスホールに大八車で超大型の植木を貸し出した「貸盆栽」、これがグリーンレンタルの始まりでした。明治時代から美観づくり、装飾的な豊かさとして長年成長してきましたが、物質的な欲求も飽和状態と感じるようになり、平成時代に入ってからはデザインプラス心身の健康、豊かさを感じることを目指す方向に舵を取りつつ深化し、「園芸療法」的知識や技術、身の回りの緑がいつも元気でそこに働く人が元気になる環境計画づくりが私たちの仕事となってきました。
緑がイイのは分かってると誰もが思うでしょうが、今までにない発想で紹介すると公衆衛生学における1次予防、健康増進、疾病予防、3次予防、リハビリテーション、再発防止のカテゴリーの一部に分類。
例えば学校保健分野では校庭の芝生化は増えつつありますが、教室に観葉植物を置いて栽培することによる環境改善はもちろん①思考、集中力のアップ②精神的成長③知覚環境の改善などが発表されています。
先日は3名の資格者指導により山口市内の小学校1,2年生に寄せ植え教室の実習をしました。
制限時間の中では難しかったけれど、ゆっくり時間をかけ親子で話をしながら進めるともっと良かったかな?